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2025/07/03 14:34 |
ヒストリアレポ(前半)
ご無沙汰しております! 
ヒストリア、再放送で漸く見ることが出来ました。
沢山メモをとりましたので、少しレポしてみたいと思います!

番組の主題は「忍者の歴史」でした。
時代を影から動かした、忍者とは・・・という導入がカッコよいです。
要所要所に殺陣のようなものが入るのですが、アクションがあって素敵でした。

以下、番組の内容によります。
慎重に書きますけれども、誤解がありましたら申し訳ございません。
伊賀は、都に程近い位置にありながらも山に四方を囲まれた、隠れ里です。
古くは寺社(おそらく東大寺)の支配を受け、主に林業を営んでいたのだそうです(東大寺文書より)。
しかし、武士の世になり、寺社の支配が緩むと、住民は独立し始め、同時に諸氏同士の小競り合いが頻発するようになります。
そのため、奇襲とそれに対する防御の術が、この地で発達したのだとされております。
現在も、伊賀や甲賀には、あちこちに土塁の跡が見られます。
空堀の内側に、掘った土を盛り上げ、その上に柵をつくることで周囲からの進入をしにくくしたようです。
木が物見櫓の役割を果たすのだとか。興味深い!
今も公園として残る福地城は、入り口(虎口)が狭く作られており、外部から攻めにくい構造になっていたとのことです。
そうして磨かれた奇襲の術を使い、忍者達が室町将軍をも退けたと言われるのが、夜に名高い「鈎(まがり)の陣」です。
応仁の乱後、幕府の力が次第に弱まっていた頃、足利将軍義尚は、近江守護の六角氏(領地横領の罪)の討伐に乗り出します。
このとき、活躍したのが甲賀・伊賀の忍者達だといいます。
この頃の甲賀は、六角氏の支配を受ける代わりに、当時日本全国でも稀に見る自治を認められ、甲賀郡中惣内では、民主主義的な多数決制による合議も行われていたそうです(大原氏の記録による(大原長次とか!大原氏ですね!))。
自治を認める代わり、六角氏がピンチに陥った場合、それを手助けするというのが甲賀と六角氏の間に交わされた約束でした。
甲賀・伊賀の忍者は協力して、将軍直属の軍勢を山岳ゲリラ戦術で翻弄し、またその本陣の鈎の宿へ二度にわたる夜襲をかけます。
ついには義尚は陣中で病死し、幕府軍は引かざるをえない事態に追い込まれました。
伊賀・甲賀の名も無き土民が将軍を追い返したこの「鈎の陣」により、伊賀・甲賀の忍者の名は全国的に轟くようになったといいます。
(番組中では、忍者達は夜襲において義尚軍の陣深くもぐりこみ、将軍に手傷を負わせたという記録もあるとしておりました。)
そして、幕府は再度の討伐も失敗し、その権威はますます失墜することとなります。

・・・ちょこちょこ調べながら書いていたら、思ったより長くなりそうです。
忍者の歴史、と申しますとどうしてもそうなるのかもしれませんが、どちらかというと伊賀を中心にお話が進んでいる気がします。
つづきます!
突っ込み、お叱り、大歓迎です!

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2009/06/27 01:13 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
歴史秘話ヒストリア

ご無沙汰しております!
また忍者番組のお知らせを致します。

もしかしたら、既に本放送の方でご覧になった方も多いと思われます。

NHK総合の歴史秘話ヒストリア 「謎の忍者軍団 知られざる“忍びの里”物語」

忍びの里、伊賀・甲賀。その忍術の正体は、故郷の山国を守るため進化した神出鬼没のゲリラ戦だった。乱世を生き残るためすべてをかけた忍者たちの真実と悲劇を徹底検証する。忍者の子孫が住む家は、今も土塁で囲まれ、忍術道具の数々が残っている。山中にはとりでの跡。戦闘集落だった伊賀・甲賀の真の姿とは? さらに、伊賀を飛び出した服部半蔵の謎や、織田信長の大軍勢との決戦など、秘められた忍者伝説の実像を明らかにする。

皆様の感想を拝見しても、かなり面白そうな内容です・・・!
本放送は先日終了し、私はその時どうしても抜けられない用事があって涙を飲んだのですが、再放送が、ございます!
せめてこちらだけでも予告させて頂きたいと思います!


チャンネル :BS2
放送日 :2009年 5月 6日(水)
放送時間 :午前8:15~午前9:00(45分)


チャンネル
:総合/デジタル総合
放送日 :2009年 5月 6日(水)
放送時間 :翌日午前3:08~翌日午前3:52(44分)


本放送に先んじてブログが書けなくて、とても残念でした・・・。
でも、こちらはどちらか、必ず観たいと思います!

2009/05/05 22:45 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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